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対象学年	1年	クラス	[001]
講義室	工業化学専攻講義室�U	開講学期	後期
曜日・時限	水３	単位区分	選択
授業形態		単位数	2

準備事項
備考

講義の目的・ねらい（講義概要）	半導体、磁性体、誘導体、超伝導体といった機能性無機材料は情報・生命・環境・エネルギーが関わる現代社会を支える基盤材料の一角を担っています。機能性材料の特性は結晶構造、構成元素の結合状態、電子の挙動、元素の種類と組成はもとより欠陥や不純物に強く依存しています。本講義では代表的な機能性材料の特性発現機構と内部微細構造について解説します。さらに、環境問題と関連した、「エネルギーと材料」について学びます。
講義内容・演習方法（講義企画）	１ 序論 ２ 半導体 ２−１真性半導体と外因性半導体、２−２キャリア濃度と温度依存症、 ２−３半導体の電気伝導度、２−４ホール効果、２−５ダイオードとトランジスタ３ 誘電体 ３−１誘電率と分極、３−２局所電界、３−３電気分極の機構、 ３−４ 誘電分散 ４ 磁性体 ４−１磁化率と透磁率、４−２磁性の根源、４−３磁性体の分類、 ４−４強磁性体とその応用 ５ 超伝導体 ５−１超伝導現象、５−２超伝導の原因、５−３高温超伝導体、 ５−４超伝導材料と応用 ６ エネルギーと材料（環境に優しい材料を求めて） 授業は配布プリントを元にプロジェクターを使用し、講義形式で行います。
評価方法・評価基準	演習、レポートおよび出席状況に基づき総合的に評価し、６０点以上を合格とします。
履修の条件（受講上の注意）	学部において基礎無機化学、無機化学�T、基礎物理化学、金属化学を履修していること。
教科書	教科書は使用せず、プリントを配付します。
参考文献	松沢剛雄、高橋清、斉藤幸喜 共著「電子物性」森北出版
特記事項（その他）